肺がんの症状は、他のがんと同様、初期の段階では自覚症状がありません。
静かに深く進行し、ステージⅠ期の終わりごろから咳や痰など、殆ど風邪とは区別が付かないような症状が出てきます。
自分自身、ステージⅠ初期の腺がんを患った事があるのですが、X線写真やCTに白い固まりが映っていても、全く自覚症状はありませんでした。
会社の定期健診でX線写真に微かに映っていて、精密検査まで3ヶ月、入院での生検までさらに1ヶ月、転院して手術までさらに2ヶ月。がんの大きさは最初のX線写真の時の1cmから手術による切除時には2cmほどに成長していましたが、その間全く症状は出ませんでした。
このように、初期の段階では全く症状が現れず、検査する機会も定期健診での胸部X線写真しかありません。この時を見逃していれば次は1年後の検査となり、ステージⅡへ移行していたかも知れません。
肺がんが次第に進行していくと、患部からの出血や免疫の攻撃による血痰が出るようになります。
がんが胸膜などに達すると水がたまったり、痛みがするようになります。
がんが気管支を冒したり、水がたまる事で気管が狭くなると、、息切れやぜーぜーという呼吸音などがするようになります。
さらにがんが声帯の神経を冒すと、嗄声(させい)という声枯れが起こります。
また、肺ががんによって機能低下する事によって、血液中の酸素濃度が下がり、疲労感を感じるようになります。
肺がんは進行のスピードが早い病気です。
できればがん検診を定期的に受診するとよいでしょう。